「まだガラケー。ただ、スマートフォンは気になっている。だけど違いがわからない」「スマートフォンユーザーだけど、考えてみれば、今までの携帯電話と一緒の使い方をしている」というように、立場は違えども、「従来の携帯電話とスマートフォンの違い」について考える人も多いのではないでしょうか。違いがわからなければ、正しく商品を選ぶこともできません。そこで今回はこの2つの違いについてみていきましょう。
スマートフォンの普及率はどれくらい?
かつては、「携帯電話」と言えば、いわゆる「ガラケー」を指すことが一般的でした。
平成11年には、この従来型の携帯電話の普及率も67.7パーセントであり、3割以上の人が固定電話に頼っていたと考えられます。
スマートフォンが目立ち始めるようになったのは平成18年からであり、その前は「スマートフォン」という言葉自体、一般的ではありませんでした。
しかしこのようなデータは、現在では大きく様変わりしています。携帯電話の普及率は全体の94.8パーセントと、95パーセントに届きそうな勢いです。
そのなかの62.6パーセントはスマートフォンを使っているため、ガラケーは「少数派」になっているという現状があります。
ちなみに、スマートフォンが、6割を超えるようになったのは、平成25年からです。(「年末」での集計)
「ガラケーはガラパゴスケータイ」と言われており、いかに少数派のイメージがある人も多いかもしれませんが、実際にはガラケーはまだまだ残存しています。
便利なアプリ、フリック入力が魅力
スマートフォンと携帯電話の違いを考えるためには、まずそれぞれのメリットと弱点を考えなければいけません。
スマートフォンのメリット
スマートフォンの特徴は、その操作性のよさにあります。フリック入力ができるのはスマートフォンならではの特権であり、指先一つで手間なく文字入力ができる、というのが大きな魅力です。
また、何よりも、スマートフォンには豊富なアプリがそろっています。かわいらしい動物を集めて和むアプリや、LINEなどに代表される通信アプリ、それからゲームなどもたくさんあります。
これらのほとんどは、「基本的には無料(課金ができるタイプもあります)で利用できる」という特徴もあります。お金をかけずにさまざまなツールを利用できることは、スマートフォンの大きな魅力であると言えるでしょう。
また、スマートフォンは、ガラケーに比べて格段に「仕事がしやすいツール」でもあります。パソコンでホームページを見るときと同じように、画面がサクサク動きますし、メールのチェックなどが容易です。
このため、仕事の場においても利用しやすいという魅力があります。
スマートフォンの欠点
一方、スマートフォンにも欠点があります。それが、「スマートフォンは電池の消費量が激しい」という点です。スマートフォンは一台でいろいろなことができる、非常に便利なものです。しかしその分、消費電力もとても大きいのです。
また、プランにもよりますが、一般的に、スマートフォンは携帯電話に比べて料金が高くなりがちです。加えて、セキュリティ面での不安を挙げる専門家もいるため、この点にも注意が必要
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